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2023.08.14
7月14日に発生した豪雨災害により、被災されました皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
秋田県を襲った豪雨災害から、今日で1ヶ月となります。先般の災害発生以降、皆様よりたくさんの励ましを頂戴しておりますこと、心より感謝申し上げます。秋田県被災地域の状況を見ますと、浸水被害による家屋の片付けが進んでいない方、やむなく慣れ親しんだ 自宅を離れる決断をされた方、被災により働きたくても働けず収入が途絶えた方など、今尚、復旧に向け苦悩を 強いられている方が多くおります。
18日からは、AARJapan大原さんが秋田入りをされ、生活用品の準備、清掃用具の購入、被災各地の 情報収集・共有、人的支援等幅広く支援にご協力いただいております。又、全国より災害ボランティアとして、多くの団体や個人の方々が被災地域に入ってくださっていますが、 地域によって復旧状況に差が出ており支援が十分行き届いている状況ではありません。特に秋田市においては、被災状況の調査も十分できていない状況ですが、床上・床下浸水被害は5千世帯を 超えると見込んでいるようです。しかしながら、穂積秋田市長が話している通り、初動対応の遅れが復旧に 大きく影響を与えています。罹災証明の発行についても、申請件数が6,700件にも関わらず、先日8月11日 時点で発行件数は50件との事。この状況から、未だ心身ともに休まらない日々を過ごされている方が多く いることは容易に想像できます。
秋田県は、全国でも最も高齢化率の高い県です。当然、被災された多くが高齢者宅となり生活再建の見通し も立たない現状があります。加えて、連日35度を超える猛暑が被災者を襲っています。被災家庭の中には、 住宅損壊の関係で電気使用量が多く取れず、扇風機もエアコンもない住居2階の部屋で暮らしている方も おりました。自分だけでは解決できない、幾多の困難を抱える高齢者の方が多くいることを思うと胸が 痛みます。きょうされん秋田支部としましても、引き続き、出来る事を模索して参りたいと思います。また、秋田県、秋田市行政をあげて一日も早い復旧作業、生活再建支援が実施されることを願うばかりです。
尚、全国の皆様からお寄せいただきましたお見舞金、義援金につきましては被災事業所・被災者の皆様に 配分させていただきますこと、又きょうされん災害見舞金については被災会員事業所及び会員外事業所についても 規定によりお見舞金をお渡しすることができましたことのご報告を致します。皆様のご厚情に心より感謝申し上げます。
きょうされん秋田支部相談役 澤田 修明支部役員一同
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